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ベトナムの外国人旅行者過去最高 1日1ドルの観光料徴収を検討へ

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ベトナムの外国人旅行者過去最高 1日1ドルの観光料徴収を検討へ

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 2013年にベトナムを訪れた外国人旅行者数は前年比10.6%増の757万人で過去最高を更新した。20年までの同国の観光開発計画で定めた15年の外国人旅行者数目標を2年前倒しで達成している。現地紙サイゴン・タイムズなどが報じた

 同国統計総局によると、外国人旅行者数の内訳は、観光目的が同12.2%増の464万人で、官民挙げての観光振興策が奏功した格好だ。

 国・地域別では、中国からの旅行者数が同33.5%増の190万人で首位となった。次いで韓国が6.8%増の74万7700人、日本は3位で4.8%増の60万4100人。また、増加率ではロシアが首位で前年比71.1%増の29万8000人だった。

 ベトナムへの外国人旅行客数は、10年の516万人から3年間で約5割増加した。世界最大の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーの「人気急上昇中の世界観光都市2013」でも、ハノイが第8位に入るなど、ベトナム観光は世界的に注目が高まっている。

 ベトナム観光総局(VNAT)によると、観光業は経済成長を牽引(けんいん)する重要な役割を担っており、政府は引き続き観光振興に注力する方針だ。14年は外国人旅行者数800万人が目標で、国内旅行者も含めた観光収入は104億2000万ドル(約1兆790億円)を見込んでおり、さらなる旅行者誘致のため、日本など国内外で約50の観光振興キャンペーンを開催するという。

 VNATのグエン・バン・トゥアン局長は、観光サービスの質や観光地の衛生管理、安全などの諸課題が改善しつつあるとしながらも、「さらなる観光振興のためには予算が不足している」と指摘。現在、政府は観光客から1日1ドルの観光料を徴収することを検討しているが、これについても賛成との見解を示した。(シンガポール支局)

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