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海外情勢
タイ混乱 経済先行きに影 4月消費者指数、13カ月連続低下
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タイは政治の混乱が続き、経済の先行きにも暗い影を落としている。タイ商工会議所大学が全国2253人に行った調査結果によると、今年4月の同国の消費者信頼感指数(基準値=100)は67.8となり前月から1ポイント低下した。低下は13カ月連続となり、2001年11月以来の低水準まで落ち込んだ。現地紙ネーションなどが報じた。
同大の調査担当者は、1~3月期に輸出や観光が不振だったことなどから消費者の収入が減少し、購買力が低下したと分析。輸出が回復しない場合には1~6月期の国内総生産(GDP)成長率が従来予想の0~1%からさらに悪化する可能性があると指摘した。
また、通年の成長率は年央までに正式な政権が樹立できれば今年は2~3%、15年は4%の成長が可能だと予想した。
一方で、樹立が今年後半以降にずれこめば有効な景気対策が講じられず、投資家の信頼を失うなどして今年が2%以下、15年も0~3%にとどまる見通しだ。
しかし、タイは7日、タクシン派のインラック前首相が人事問題で憲法裁判所の違憲判決を受けて失職するなど政治の混乱が深まり、解決の糸口がみえない状況が続く。
同担当者は「(首相の)失職でタクシン派と反タクシン派の双方の活動が活発化しており、衝突の危険性が高まっている。衝突となれば投資や観光客の減少は避けられない」と述べ、経済回復のためには政治の一刻も早い正常化が必要だと訴えた。(シンガポール支局)