タイは政治の混乱が続き、経済の先行きにも暗い影を落としている。タイ商工会議所大学が全国2253人に行った調査結果によると、今年4月の同国の消費者信頼感指数(基準値=100)は67.8となり前月から1ポイント低下した。低下は13カ月連続となり、2001年11月以来の低水準まで落ち込んだ。現地紙ネーションなどが報じた。
同大の調査担当者は、1~3月期に輸出や観光が不振だったことなどから消費者の収入が減少し、購買力が低下したと分析。輸出が回復しない場合には1~6月期の国内総生産(GDP)成長率が従来予想の0~1%からさらに悪化する可能性があると指摘した。
また、通年の成長率は年央までに正式な政権が樹立できれば今年は2~3%、15年は4%の成長が可能だと予想した。