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尖閣北西300キロ地点に中国軍事拠点 菅官房長官が牽制

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尖閣北西300キロ地点に中国軍事拠点 菅官房長官が牽制

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作業が進む中国浙江省・南●(=鹿の下に机のつくり)島のヘリポート整備区域=11月(共同)  菅義偉官房長官は22日の記者会見で、中国軍が尖閣諸島(沖縄県石垣市)から約300キロ北西に軍事拠点を整備しているとの一部報道を受け、「中国は東シナ海をはじめ周辺の海空域で活動を急速に拡大、活発化しており、引き続き動向を注視したい」と牽制した。

 同時に「個々の具体的な情報について、わが国の情報収集能力が明らかになるのでコメントは控えたい」と述べるにとどめた。

 共同通信の報道によると、中国軍は尖閣諸島に近い浙江省・南●(=鹿の下に机のつくり)(なんき)列島で、軍事拠点の整備に着手しており、すでに最新鋭レーダーを設置し、ヘリポートも整備中。軍用機の滑走路建設計画も浮上しているという。

 中国軍には、日米との軍事衝突に備え、対処能力を高めるとともに、東シナ海上空に設定した防空識別圏の警戒監視態勢を強化する狙いがあるとみられる。

 自衛隊や米軍の基地がある沖縄本島は尖閣諸島から約400キロ離れているが、同列島はそれよりも約100キロ近い。中国軍の軍事拠点化が進めば、日本政府は尖閣諸島をはじめ南西方面の防衛戦略の練り直しを迫られそうだ。

 同列島では、南●(=鹿の下に机のつくり)島に今秋、軍事拠点整備のため数百人の軍関係者が上陸し、インターネット通信網の敷設が始まったとされる。南●(=鹿の下に机のつくり)島には以前から小人数の海軍兵士が駐留していたが、2013年ごろには空軍が進出し、将来的には陸海空3軍の部隊をそろえる方針とみられている。

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