軽減税率 自公隔たり、続く綱引き 制度設計を7つの視点で検証
更新軽減税率導入までの暫定措置と位置付ける「簡素な給付措置」は、対象を低所得者に絞るため逆進性の緩和につながるほか、予算額も27年度で1320億円と比較的少ない規模にとどまる。野田会長は「逆進性だけで考えるとミスリードとなるが、乗り越えなければならない大きな課題だ」と述べた。
与党は今秋までに制度の最終案を固める方針だ。だが、着地点を見いだすのは容易ではなく、両党の綱引きは続きそうだ。
軽減税率導入までの暫定措置と位置付ける「簡素な給付措置」は、対象を低所得者に絞るため逆進性の緩和につながるほか、予算額も27年度で1320億円と比較的少ない規模にとどまる。野田会長は「逆進性だけで考えるとミスリードとなるが、乗り越えなければならない大きな課題だ」と述べた。
与党は今秋までに制度の最終案を固める方針だ。だが、着地点を見いだすのは容易ではなく、両党の綱引きは続きそうだ。