これは現代だからこそ実現できる“哲学型起業”ではないでしょうか。ブログ・SNSなどでの情報発信がしやすくなり、閲覧者も増えているからこそ、特定の領域でも課題を持つ法人や取り組みに共感を持つ個人を集めやすいのです。
大学院時代、同級生の皆がなんとなく就活に流された時に、自らの意思でミュージシャンを目指し努力するも、残念ながらサックス演奏市場は小さいため稼ぐことができなかった高橋さん。その“出る杭になる熱い魂”はずっと消えることはなかったのです。時代の変化を捉え、40歳を超えた後にビジネス大航海を行い、名実ともに社会から認められました。
高橋さんからのメッセージです。
「私に領域が見つかったように、あなたならではの領域は必ず見つけられる。その領域でコツコツ行動しつづけると認められる。市場から求められる領域で正しい努力をすれば報われる」
高橋さん、ありがとうございました。
【ビジネスパーソン大航海時代】は小原聖誉さんが多様な働き方が選択できる「大航海時代」に生きるビジネスパーソンを応援する連載コラムです。次回更新は3月20日の予定。
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