社長を目指す方程式

偉大な企業を創った経営者たちが絶対に妥協しない「3つの円」とは (1/4ページ)

井上和幸
井上和幸

 こんにちは、経営者JPの井上です。

 新元号施行から2週間、新しい時代のスタートとして意を新たにされている方も多いかと思います。

 新元号「令和」の考案者とされる中西進 大阪女子大名誉教授はその元号の意味を「令(うるわ)しく平和を築いていこうという合言葉だ」と述べています。一方で経営者や識者の方々が想い想いの「令和」の意味についてコメントされ始めていて興味深いですね。

 拝見しますと、「規範の大切さを実感」「最新技術と匠(たくみ)の技の融合を図る時代」「人本経営が企業存続のための教科書となる」「サラリーマン・素人は平成をもって捨て去り、高度化・複雑化の一途をたどる最先端の経営インフラを使いこなす良識・ビジネスマインドのようなものを再構築する必要がある」などの言葉が挙がっています。

 平成での様々な社会課題や経営問題などを受け、令和の時代テーマとして「良識、見識ある事業」「規範・規律、人を活かす」「社会に対する使命の追求」などがあるように感じています。

 これを受けて私の頭に思い浮かんだのは『ビジョナリー・カンパニー』シリーズでの、あるコンセプトです。

 偉大な企業を創る経営者は、事業、ビジネスを進める際に、絶対に外さない3つのことがある。その著者、ジム・コリンズがそう述べている箇所があります。

 令和スタートにあたり、今回はこの部分に注目してみたいと思います。

 ビジョナリー・カンパニーを創るには?

 せっかくですので、『ビジョナリー・カンパニー』シリーズ全4冊についてまず概括してみます。4冊精読しますと数日を要すると思いますので、なかなかお得なまとめですよ(笑)。

 世界中を席巻した『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の法則』(原書名:BUILT TO LAST)が発売されたのは米国で1994年、日本版は1995年です。

 日本においてはバブル崩壊に喘ぐ時期、事業や経営の本質を見つめ直すものとして時宜を得る一冊だったのではないかと思います。

 永続して偉大な企業であり続ける企業は何が違うのか。その要素を「時を告げるのではなく、時計をつくる」「ANDの才能を活かす」「基本理念を維持し、進歩を促す」「社運を賭けた大胆な目標(BHAG)を掲げる」「カルトのような文化を築く」「大量のものを試して、うまくいったものを残す」「生え抜きの経営陣」「決して満足しない」「一貫性を追求する」ことにあるとしました。

今回の社長を目指す法則・方程式:

ジム・コリンズ「針鼠の概念と三つの円」「弾み車を回す」

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