マツダは30日、東京モーターショー報道陣向け説明会で、次世代クリーンディーゼルエンジン搭載のクロスオーバーSUV(スポーツ用多目的車)「CX-5」と、中型セダンのコンセプトカー「雄(TAKERI)」を出品した。
山内孝会長兼社長は「マツダが進めてきたハイブリッド車(HV)でもない、電気自動車(EV)でもない、エンジンなどの既存技術の改良による第3のエコカーでの挑戦を続ける」と語った。
さらに、TAKERIについて、低燃費エンジンに、アイドリングストップ機能、コンデンサーの一種であるキャパシタをつかった減速時エネルギー回生システムを搭載し、HV並みの低燃費を実現し、「航続距離1500キロを実現」(山内社長)する性能を狙うことを明らかにした。