日本の家電各社が「ルンバ」を作れない理由 国内製造業の弱点はそこだ!! (1/3ページ)

2012.2.12 18:00

ヒット商品となった掃除ロボット「ルンバ」

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  • ヒット商品となったロボット掃除機「ルンバ
  • 家電量販店の掃除機売り場に並ぶ「掃除ロボット」=大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田

 米アイロボット社の「ルンバ」に代表される円盤型の掃除ロボットが人気を集めている。家電量販店に特設コーナーが登場するほどのヒット商品にもかかわらず、日本の家電各社は発売に二の足を踏む。なぜ、パナソニックやシャープなどは掃除ロボットを発売しないのか。そこにはニッポンの製造業が抱える、ひとつの弱点が見え隠れする。

 部屋のゴミをセンサーで感知しながら自動で掃除する掃除ロボット。2002年に米アイロボットの「ルンバ」が発売され、共働き家庭の増加などを背景に数年来、好調な売れ行きを示している。

 現在は東芝は外部に製造委託して商品化しているほか、韓国など海外数社が販売している。日本では未発売だが、韓国サムスン電子、LG電子も参入する家電業界における有望市場だ。

 掃除ロボット市場は右肩上がりで伸び、昨年11月のルンバの販売台数は前年同期比2倍以上。単価も通常の掃除機が1万円弱からに対し、ルンバの最上位機種は7万円超と高価格で販売されており、メーカー側にとっても収益性の高い魅力的な商品なはずだ。

「技術はある」とパナソニックの担当者はこう強い口調で話すが…