“巨人”参戦で風雲急のタブレット市場 日本勢に対抗手段はあるのか (1/3ページ)

2012.7.10 05:00

 米グーグルとマイクロソフト(MS)というIT業界の“巨人”が先月、相次いでタブレット端末市場への参入を発表したことで、日本メーカーが苦境に陥るとの見方が出ている。両社の日本販売は未定だが、参入してくれば将来的にはパソコン市場も脅かすのは確実なためだ。日本のPCメーカーも昨年からタブレット端末を販売しているが、圧倒的な強さを誇る米アップル「iPad(アイパッド)」に及ばない。日本勢には今のところ対抗手段がみえず、戦略構築が急務だ。

アイパッドの半額

 「広がりつつあるタブレット市場をさらに盛り上げてくれるだろう」。NECパーソナルコンピュータの高塚栄社長は、MSとグーグルのタブレット参入について静観を装う。日本での発売も決まっていないためだが、危機感を高めていることは間違いない。

 グーグルとMSが狙うのは、自社サービスやOS(基本ソフト)の利用拡大だ。グーグルが月内に発売する「ネクサス7」は、自社OSのアンドロイド最新版を搭載。映画やゲームなどのコンテンツ購入や、ネット検索、動画など自社サービスを利用しやすくした。米国での価格は199ドル(約1万6000円)からと、アイパッド(499ドルから)の半額以下のため、一気に人気機種となる可能性もある。

MSが投入する「サーフェス」は

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