【クルマ人】「レガシィ」伝説刻む走行性能 “全性能進化”は伊達じゃない! (2/3ページ)

2012.7.15 07:00

フラッグシップになる排気量2000cc直噴ターボのDIT

フラッグシップになる排気量2000cc直噴ターボのDIT【拡大】

  • メーターパネルの液晶パネルで、アイサイトの状況などが表示される
  • 富士重工業の「レガシィ」

 --インテリアは

 「乗り込んだときに、すぐに変わったということを実感してもらえるように改良した。センターパネルまわりにシルバーを使っていたが、『プラスチックぽくて』と評判がよくなかった。これをダークメタリックに変え、質感をあげた。メーターまわりも回転計とスピードメーターの間に、3・5インチの大型カラー液晶を採用した。9割がアイサイトを搭載している中で、アイサイトの作動状況が一目でわかるようにしたほか、燃費消費なども表示している」

 --注目されるのが新型エンジンだ

 「新開発の2000ccの水平対向直噴型のエンジン『DIT(ダイレクト・インジェクション・ターボ)』は、300馬力で、既存の2500ccのターボエンジンの285馬力を上回っている。その上、燃費性能は20%向上して、JC08モードでガソリン1リットル当たり12・4キロとなっている。排気量をダウンサイジングすることで燃費性能を上げ、直噴方式やターボによる過給で、パワーアップして、高出力と環境性能を両立させている。レガシィのフラッグシップ車種となる」

 --2000ccの直噴エンジンといえば、スポーツカーの「BRZ」も同じ。流用したのか

 「確かに同じサイズで、よくそういったことを聞かれるが、新開発エンジンだ。BRZは燃料をポート噴射と筒内噴射の両方を使っている。レガシィについては筒内噴射のみで異なる方式を採用している」

ドライバーがポンとアクセルを踏んだら、車がスッとでるような感覚

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