アマゾンの「Kindleストア」(同社サイトより)【拡大】
米インターネット通販大手アマゾンは25日、電子書籍を購入できる「Kindleストア」をオープンし、日本語に対応した電子書籍の販売を開始した。
同社が提供する無料アプリをiPhoneやiPad、Androidに対応した端末にダウンロードすれば、 Kindle Paperwhiteなどの専用端末を持っていなくても、Kindleストアで購入した本を楽しむことができる。
Kindleストアでは、 スクウェア・エニックス、角川グループパブリッシング、集英社、講談社、小学館、新潮社、文藝春秋、幻冬舎などの出版社がコンテンツを提供。1万5000冊以上のコミック(漫画)をはじめ、青空文庫、小説・文芸、趣味・実用など計5万冊以上の電子書籍が揃っている。
各書籍のページでは、Kindle版と紙媒体の価格が併記され、電子書籍で購入した場合の“お買い得感”が一目でわかるように工夫してある。一方、アマゾンの利用者にはおなじみのカスタマーレビューは共通仕様となっている。
同日現在、「テルマエ・ロマエ1」「孤独のグルメ」「新世界より(上) 」「ジョジョの奇妙な冒険 第8部 モノクロ版(ジョジョリオン)」「氷菓」などのタイトルが有料電子書籍の上位ランキングに位置している。