ゲーム開発・運営のネッチ(東京都豊島区、http://netch-jpn.com)は、パソコンを使い、インターネットを経由して日本中どこからでも実物のクレーンゲーム機を楽しめる「ネットキャッチャー『ネッチ』」のサービスをこのほど開始した。平島稔社長は「ネットとリアル(現実)の世界を融合させ、新しいサービスの提供や新市場を開きたい」と意欲を示している。
「ネットキャッチャー『ネッチ』」は、パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)をコントローラーとして利用し、インターネット経由で実在するクレーンゲーム機を映像を見ながらリアルタイムに操作できる仕組み。パソコンやスマホをコントローラーとして使えるようにするには、特殊な技術が必要になるという。スマホ(アンドロイド版)への対応は2013年1月を予定している。
「カメラの視点を自動で切り替えることにより、ゲームセンターで実際にクレーンゲーム機を操作しているような臨場感が味わえる」(平島社長)といい、ゲーム機で獲得したキャラクターグッズなどの景品は、無料配送してもらえる。