デジタル家電、薄まる日本の存在感 中韓勢の台頭鮮明に (1/3ページ)

2013.1.11 07:30

 米ネバダ州ラスベガスで開催中の家電見本市コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)では、韓国や中国勢のデジタル家電の台頭が鮮明になっている。

 サムスン電子が折り曲げられるスマートフォン(高機能携帯電話)を公開して来場者の注目を集めたほか、次世代テレビの有機EL(エレクトロルミネッセンス)テレビでも韓国勢の後塵(こうじん)を拝した観がある。

 世界的に市場拡大が続くスマホでは、台湾や中国メーカーも追い上げ急だ。ソニーやパナソニックなどの日本勢は高画質テレビなどで対抗しているが、技術面で存在感は薄まっているといえる。

 「自在に折り曲げられるようにした」。9日(現地時間)、CESの基調講演でサムスン幹部がしなるスマホを取り出すと、客席からは大きな歓声が上がった。試作したスマホは、プラスチックを使った有機ELディスプレーを採用。丸めて持ち運ぶこともでき、先進技術をアピールした。

ただ、日本勢の劣勢は否めない

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