日本株投信の資金流出入額【拡大】
JPモルガン・アセット・マネジメントも、上限1000億円の「JPMザ・ジャパン」の販売を3月に停止。上限を2000億円に引き上げて4月1日に再開したが、資金が殺到し9日に募集を取りやめた。
日興アセットマネジメントも今月、2つの日本株投信の販売を停止した。相次ぐ停止に投資信託協会の関係者は「ここしばらくない異例の事態」と驚きを隠さない。
運用会社が投信の純資産残高に上限を定めるのは、増えすぎると安定運用が難しくなるからだ。組み入れた株式は、他銘柄と入れ替えたり、投資家による解約で純資産が減ったりしたときに売却する。保有株数が増えすぎると、市場で売るときに株価の急落につながりかねない。
投信協会によると、投信全体の4月の純資産残高は前年同月比約3割増の77兆6740億円と07年12月以来の高水準だ。