任天堂もガラパゴス化する? 独自スタイルの行き着く先は… (1/3ページ)

2013.5.30 09:00

任天堂の岩田聡社長(安元雄太撮影)

任天堂の岩田聡社長(安元雄太撮影)【拡大】

 毎年、5~6月に米ロサンゼルスで開かれる世界最大のコンピューターゲームの見本市、「エレクトロニック・エンターテイメント・エキスポ」(E3)の“檜舞台”から、任天堂が降りた。1995年の第1回以来、欠かさず行ってきた大規模な記者発表会を、今年は取りやめたのだ。

 ソニー・コンピュータエンタテインメントや米マイクロソフト(MS)が、年末に発売する新型家庭用ゲーム機を中心に、盛大な記者発表会を行うのとは対照的だ。

 独自のスタイルで差別化を図る任天堂・岩田聡社長の方針は、ともすれば日本の携帯電話メーカーのように、「ガラパゴス化」する危険性もはらむ。

 “檜舞台”から降板

 「新たな発表形式を確立することにチャレンジします。例年のような大規模プレゼンテーションを行わないことにいたしました」

異例…戦わずして背中を見せたと言っても過言ではない

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