ソニーは17日、腕時計型の情報端末の新製品「スマートウォッチ2」(1万4800円)を25日午前10時から、直販サイト「エクスペリアストア」で販売開始すると発表した。新たに近距離無線通信規格「NFC」に対応し、スマートフォン(高機能携帯電話)との連携機能を強化した。先行メーカーとして、韓国サムスン電子などを迎え撃つ。
ソニーにとっては3世代目の腕時計型端末となる。タッチパネル式の約1・6インチの液晶画面を搭載し、一度に6個のアイコンを表示できる。同社製スマホ「エクスペリア」の対応機種と接続することで、電話の着信やメールの確認のほか、スマホに保存した音楽や写真を楽しめる。
このほか、エクスペリア用の自動撮影スタンド(1万1800円)も発売する。スタンドにセットしたエクスペリアが被写体の顔を認識すると、被写体の動きを追って360度回転しながら角度も調整し、笑顔を検出すると自動で撮影する仕組み。ソニーはエクスペリアの強化策として、付属品や周辺機器にも力を入れている。