国内のスポーツ用品大手が、直営店の展開に力を入れている。2020年東京五輪開催決定を追い風に訪日外国人客の増加が期待されており、各社は商品を店舗で直接触れてもらう機会を増やし、国内外でのブランド力向上につなげる。
デサントは今月10日、東京・原宿に初の直営旗艦店をオープンした。外装はブランドカラーの「黒」に統一。欧州で展開するアウトドアブランドやランニングシューズなど、技術面にこだわった商品を集めた。今後3年間で、同様の店舗を10店舗展開する方針。石本雅敏社長は「デサントならではの世界観と魅力を、ここから世界に発信していく」と力を込める。
ミズノは今月4日、福岡県で3店舗目となる直営店をオープンした。11月末には神戸に出店を予定している。「地方で個人運営のスポーツ用品店が減少しており、近年のランニングブームなどで出店を求める声がある」(同社)からだ。
アシックスは、ランニングに特化した東京・銀座の旗艦店「アシックスストア東京」で、足形や走り方に合ったシューズを制作できるサービスなどを実施。国内外の富裕層を対象に、ブランド力をアピールしたい考えだ。