【北海道発 元気印】丸共水産 エイ由来のCSオリゴ糖量産 (1/5ページ)

2013.12.5 05:00

 超高齢社会の進展で健康維持の効能をうたう機能性食品(サプリメント)に高い注目が集まっている。こうした中、丸共水産(北海道稚内市)は、近海で獲れるエイ科の魚「カスベ」(ガンギエイ)から、関節症などに効果があるとされる原料の量産に成功。今年度の北海道新技術・新製品開発賞食品部門の大賞を受賞した。これをばねに一層の事業拡大を目指している。

 ◆関節症などに効果

 高齢化につれて変形性関節症による運動器機能の障害も急増している。ただ、特効薬の開発は進まず、予防的に機能性食品を摂取するのが有効といわれている。

 丸共水産の宮本宜之社長は「エイは、サメと同じ『板●類(ばんさいるい)』で骨のほとんどが軟骨でできている」ことに注目。北海道立総合研究機構工業試験場や北海道大学大学院と共同でコンドロイチン硫酸(CS)を体に吸収しやすくした「CSオリゴ糖」に変え、その量産方法を開発した。

 ワシントン条約の規制対象であるサメではなく、北海道産のカスベを原料にしている上、従来のCSに比べて水に溶けやすく、腸での吸収性が300倍以上も向上したことが高い評価を受けた。

 カスベ由来のCSオリゴ糖は当初、釧路水産試験場、工業試験場など5社・団体で開発に着手。2002年にカスベから完全無添加のコンドロイチンを作った。高分子のため良くないとされていた吸収性にこだわり、06年にはCSオリゴ糖の構想を得た。しかし、特殊な化学分析を必要としたことから、いったん開発を中断した。

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