ガンホー・オンライン・エンターテイメントが3日発表した2013年12月期の連結決算は、売上高が前年比約6.3倍の1630億円、最終利益は約6.7倍の547億円といずれも過去最高となった。これを受け、同社は1株当たり250円の配当を実施する。同社の配当実施は初めて。
スマートフォン(高機能携帯電話)向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」が好調だったことに加え、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに12月12日に発売したばかりの「パズドラZ」も今年1月末までに130万本を売り上げ、収益に貢献した。
同社によると、パズドラのダウンロード数は全世界のスマホ向けゲームで最多。昨年10月に買収したフィンランドのスマホ向けゲーム世界最大手スーパーセルのゲームも3位と4位にランクインした。
スマホ向けに比べ、成長性が低いパソコン向けオンラインゲームの事業を縮小した結果、営業利益は9.8倍の912億円となった。
同社はまた、スマホ向けパズドラに新たなゲームを追加する計画を発表した。今月中に概要を明らかにする。
森下一喜社長は「パズドラのブランド強化、革新的なゲームの開発とともに、世界展開の加速により収益基盤をさらに強化していきたい」と述べ、14年12月期も増収増益を目指す考えを強調した。