■格安「SIMフリー」 品質に磨き
≪STORY≫
子供からシニアまで幅広く普及したスマートフォン(高機能携帯電話)だが「2年しばりの契約がわずらわしい」「契約プランの自由度が低い」「端末代や通信料が高過ぎる」など、不満も多い。そんな中、自由で安いスマホのあり方を提案するのが、プラスワン・マーケティングのSIMフリースマホ「freetel(フリーテル)」だ。
国内で多く使われている「SIMロック端末」は、端末側に特定SIMカードしか使えないよう“鍵”が掛けられている。これに対し、「SIMフリー端末」は自由にSIMカードを差し替えて使用できる。
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フリーテルは、他のSIMフリー端末と比べて格段に安いのが最大の特徴だが、携帯向け基本ソフト(OS)として世界で最も人気のあるアンドロイドを搭載し、両面にカメラレンズを配するなど機能面も申し分ない。同時に2枚のSIMカードが差せるデュアルSIM方式を採用。海外に渡航した際に現地の安価なSIMカードを利用して通信費が抑えられるのがSIMフリーの大きな利点だが、さらに日本国内で使っているカードも差したままにできるので、いつもの番号への着信も確認することができる。
フリーテル開発のきっかけは、プラスワンの増田薫社長と大仲泰弘取締役が外資系大手メーカーに所属していたころまで遡(さかのぼ)る。