キリンビールの季節商品「氷結ストロング宮崎産日向夏」を紹介する花田景子さん(左)と内山信二さん=28日、東京都千代田区(山沢義徳撮影)【拡大】
キリンビールは28日、缶チューハイの主力製品「氷結」シリーズの期間限定商品「氷結ストロング 宮崎産日向夏」(アルコール分9度、350ミリリットルの想定小売価格税込152円)の発売記念イベントを都内で開いた。
大相撲の貴花田部屋の女将(おかみ)で「みやざき大使」を務める花田景子さんらが登場し、「爽やかな酸味を全国の皆さんに味わってほしい」とアピールした。
同社は地域貢献活動の一環として、「氷結」に地場産のフルーツを使った季節商品を販売。昨年は福島産の和梨を使った製品などを売り出した。今回は、商品開発段階から初めて生産者団体と協力、日向夏の味わいをフルに引き出した。
アルコール分が高めの缶チューハイは今年も5%前後の市場拡大が見込まれる一方、メーカー缶の販売競争も激化している。同社は「氷結ストロング」で約20%の拡販を目指しており、キリンビールマーケティングの布施孝之社長は「氷結は『新しい動きが常にあるブランド』というイメージを広げたい」と話す。