東京都心の超高層複合ビル「虎ノ門ヒルズ」(東京都港区)が11日、開業した。ビル内に入居する飲食店などの商業施設を目当てに、オープン前には約1000人が行列をつくるなど、多くの来場者でにぎわった。
虎ノ門ヒルズは、2020年開催の東京五輪でも活用される基幹道路の「環状2号線」の真上に建つ。開業の式典では、管理・運営を手掛ける森ビルの辻慎吾社長と、米ハイアット系で日本初進出となる高級ホテル「アンダーズ東京」のアルノー・ド・サン=テグジュペリ総支配人が掛け声に合わせてテープカットし、従業員が手にしていた白い風船が一斉に放たれた。
近くの会社に勤めているという女性会社員(52)は「これまで虎ノ門一帯はごく普通のオフィス街という感じだったが、虎ノ門ヒルズの開業を機に人の流れが変わったりして、華やかなエリアになっていくのでは」と期待を示した。
虎ノ門ヒルズは地上52階建てで、高さは247メートルと東京都心のビルで2番目。ホテルや商業施設のほか、オフィスや高級住宅、会議施設なども入っており、国際的なビジネスセンターとしての役割も期待されている。