日産自動車と独ダイムラーは27日、メキシコで小型高級車の共同生産を開始すると発表した。日産のメキシコ工場の隣に新工場を建設。2017年から生産を開始し、本格稼働する21年までに年間30万台の生産能力を整える。総投資額は10億ユーロ(1380億円)で、両社が折半する。21年までに新たに5700人を雇用するという。
投資負担を軽減するのが狙い。生産は、2017年に日産の高級車ブランド「インフィニティ」から始め、その後ダイムラーの「メルセデス・ベンツ」も生産する。車台(プラットホーム)を共同開発するが、デザインは異なるという。北米、中南米を中心に輸出する。
日産は仏ルノーとともに、ダイムラーと10年に提携。欧州市場向けの小型車、エンジンの共用などを手がけてきた。次世代環境車の燃料電池車(FCV)の開発などでも協力関係にある。