【ステップアップ】サイエスト 海外進出企業支援 (1/2ページ)

2014.8.5 05:00

サイエストの塚崎義直社長は「海外赴任経験のある退職者は日本の埋もれた資産」と強調する

サイエストの塚崎義直社長は「海外赴任経験のある退職者は日本の埋もれた資産」と強調する【拡大】

 ■赴任経験の退職者起用で効果

 日本企業の海外進出ラッシュが続く中、進出を専門的に支援するサービスが急速に普及している。昨年5月に設立されたサイエストの「グローバル顧問」もそうした支援サービスの一つで、海外赴任経験のある定年退職者らを専門家として顧客の中堅・中小企業などに送り込み、進出を成功に導いている。塚崎義直社長は「多くの優秀な退職者を抱え、かつ幅広く支援できるのは当社だけ」と胸を張る。

 グローバル顧問では、同社が海外進出のノウハウを持つ退職者などを、「エグゼクティブ顧問」として採用。さらに事前に決めた目標や達成期間、役割に基づき、同社と業務提携契約を結んだ企業の元で彼らを勤務させている。基本プランでは、月額25万円の料金で、顧問が月に4日勤務する。

 成果報酬型のプランもあるほか、顧問の仕事ぶりに納得がいかない場合は契約期間の終了を待たずして解約できる。このため、顧客企業にとっては「リスクを冒さずに進出ノウハウを入手できる」(塚崎社長)。

 顧問は500人以上が登録。大半は海外赴任経験のある定年退職者だ。塚崎社長は「何十年も海外にいた歴戦の勇士。日本の埋もれた資産でもある」と強調する。

 一方、顧客の業種は多岐にわたるが、販路開拓と生産拠点の開設を目指す売上高100億円以下の企業が多く、すでに30~40社を支援している。

 大阪の青果卸会社は、東南アジア進出の際に同社を活用。かつて半導体メーカーの欧州支社長を務めた顧問が進出の陣頭指揮にあたり、着々と実績を積み上げている。国際協力機構(JICA)がインドで進める高速道路の建設プロジェクトでは、現地の作業員を監督する人材が不足するなか、同社が台湾新幹線の監督経験者を送り込むことで工事の停滞を回避した。

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