三菱、三井など大手商社、水産事業を拡充 資源確保と海外市場開拓を加速 (1/3ページ)

2014.8.8 05:53

大手商社の主な水産資源確保の動き

大手商社の主な水産資源確保の動き【拡大】

  • 日本水産のチリの海面養殖事業。大手商社の参入も相次いでいる(日本水産提供)

 大手商社が、水産資源確保と海外市場の開拓を加速している。三菱商事はチリでサケ養殖向けの海面養殖の権利を追加取得し、三井物産は子会社を通じて札幌中央卸売市場の大手水産卸売業者と組み、中国市場開拓に乗り出すことが明らかになった。世界的な和食ブームを背景に、魚消費はうなぎ上り。一方で世界的な漁獲規制の導入で、天然水産資源は頭打ちとなり争奪戦になっている。大手商社は養殖資源確保で日本向け安定供給を確保する一方、消費が拡大する欧米・アジアで販路開拓の次の一手を探っている。

 水産資源では、チリのサケ養殖事業に各社が熱い視線を注ぐ。口火を切ったのは三菱商事で、2011年に現地の大手養殖事業会社のサルモネス・フンボルトを買収、同国の養殖事業に再参入した。このほど他社から海面養殖のライセンスを約8億5000万円で追加取得。水面利用の適地が限られる中で、今後もレンタルを自社権利に置き換えることで事業の安定性を図る。

 三井物産も13年にチリの大手養殖事業者のマルチエキスポートと合弁会社を設立し、サケの養殖事業に参入。丸紅はアラスカの天然サケ加工事業に資本参加したのに続き、チリのサケ養殖事業への参画に関心を示している。

北海道水産品を中国国内に売り込む試行を開始

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。