空中投影、複数人が裸眼で観察 慶大教授ら新型3Dディスプレー開発 (1/2ページ)

2014.9.8 06:46

 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の舘●(たち・すすむ)特別招聘(しょうへい)教授、南澤孝太准教授らが、空中に投影可能でかつ複数人が同時に裸眼で見ることができる3Dディスプレー「HaptoMIRAGE」を開発したと発表した。

 既存のディスプレー技術でも裸眼立体視に対応するものはあるが、ガラス面があるため、3D映像に直接触れることはできない。ヘッドマウントディスプレー型のものもあるが、ユーザーは周囲の実環境から遮断され、現実空間と情報空間との間に乖離(かいり)が生じる。

 本研究プロジェクトは「さわれる情報環境」の実現を目指しており、今回科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業の一環として、「裸眼で多視点の3D映像」「現実空間への3D映像の重ね合わせ」「複数人での3D映像の共有」「広範囲からの3D映像の観察」を実現した。

 ●=日へんに章

アクティブシャッターの役割として透明液晶ディスプレーを配置

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