日立製作所は10日、オランダの鉄道運行会社アベリオから、234両の車両納入と長期保守に関する優先交渉権を獲得したと発表した。今後数週間内に正式契約し、2017年以降順次納入する。受注見込み額は非公表。
交渉権を得たのは、近郊路線に適する標準型車両の「AT-200」で、初の受注となる。
車両は主に英国ダラム州に建設中の工場で製造し、一部は先行的に笠戸事業所(山口県下松市)で造る。提案する車両は、最高速度が時速160キロで、耐用年数は35年。アベリオが運行する英スコットランドの路線を走行する予定だ。
日立は欧州を中心とした海外での事業拡大を目指し、標準型車両の販売強化を進めている。