鉄の副産物で海をきれいに JFEスチールが横浜で研究、アマモ自生も確認

2014.10.17 16:50

 JFEスチールは17日、鉄をつくる工程で出る副産物「鉄鋼スラグ」を使って海洋環境を改善する研究の実施海域で、海藻や貝など生物種が増えていることを確認したと発表した。同じ海域で近年観察されていなかった海草の一種「アマモ」の自生も確認。同社は「海の生物による水質改善に寄与し、生物多様性を高めることにつながる」としている。

 研究は2013年10月から横浜市と共同で、山下公園前海域(同市中区)で実施。約6千平方メートルの海域に鉄鋼スラグでつくった1立方メートルのブロックや岩、石を配し、魚類や貝など生物が生息しやすい環境を整備した。

 その結果、今年5月の観察では水深5メートル以上で、昨年10月に確認されなかったホヤやアカニシといったブロックなどへの付着生物が13に増加。魚類が産卵しやすくなるなど生息環境の指標になるアマモも確認できたという。ほぼ同じ条件の対象外海域では生物の付着は確認できなかった。

 同社は16年3月まで研究を続けて効果を実証し、比重が重く流されにくい鉄鋼スラグ製品を海洋環境の改善策として普及させたい考えだ。

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