ベネッセホールディングス(HD)は20日、幼児・子供向けの英会話教室「ミネルヴァ」を展開するミネルヴァインテリジェンス(東京都新宿区)を、同社を保有するファンドから買収することで合意したと発表した。買収金額は明らかにしていないが、11月4日付で、ベネッセHDの100%子会社になる。
昭和50年創業のミネルヴァは、首都圏や関西圏を中心に400教室を展開している。講師の約3割が外国人で、英語を使っての算数などを教えるサービスも提供している。売上高は平成26年8月期で31億円。
ベネッセグループでは、幼児から中学生向けの英語教室を個人や学習塾と提携し、約1400教室を展開。さらに、幼児向けの英語学習の通信教育を提供するほか、ビジネスマンを中心とした語学レッスン「ベルリッツ」を61教室で行っている。今回、ミネルヴァを子会社化することで、英語教育のノウハウや教材、拠点での共通化などで、相乗効果を期待している。
ベネッセは、個人情報流出事件により、中核事業の通信教育「進研ゼミ」の会員数減少が問題となっており、進研ゼミ以外の教育事業強化に乗り出している。