【ITビジネス最前線】米小売り モバイル決済合戦勃発 (1/4ページ)

2014.10.28 05:00

 ■アップル・ペイVSカレントC 消費者に利益

 私は、アップルが新しく搭載した電子決済システムについて楽観している。1カ月前に述べた時からその見方は変わっていない。今でも、「アップル・ペイ」は世界を変えるサービスになると思っている。ただ、先週思ってもいなかったことが起こり、全米の驚きの中で考察した。

 ◆大手薬局が離脱

 米国では、ドラッグストアが最大の小売店であり、機能的には日本のコンビニエンスストアのような役割を果たしている。日常生活に必要なほとんどの物を売っていて、多くが24時間営業だ。コンビニとの違いは、ドラッグストアでは奥のカウンターに薬剤師がいて、処方箋薬を提供していること。病院の帰りに薬を取りに来た人は、様々な商品の並ぶ通路の間を奥まで歩いていかなければならない。何が言いたいかというと、米国ではドラッグストアが消費者のライフスタイルに固く結びついているということだ。

 先週、ドラッグストアチェーン大手のCVSとライトエイドがNFC(近距離無線通信)対応をやめる決断をしたと報じられた。これによって、「モバイル決済として何が使われるべきか」についてのドラッグストア2社の考えが明らかになり、強いメッセージとして受け取られた。

 小売店がNFCに対応しなければ、この技術に依拠するアップル・ペイやグーグル・ウォレットは利用できなくなる。アップルやグーグルにとって、この変更は大きな痛手だ。

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