日立がEV向けリチウムイオン電池で大容量化技術を開発 走行距離を倍増も

2014.11.14 18:04

 日立製作所は14日、電気自動車(EV)の走行可能距離を従来の2倍にするリチウムイオン電池の要素技術を開発したと発表した。電気を蓄積するリチウムイオン電池のエネルギーの高密度化に成功したことによるもので、2020年度までの実用化を目指す。市販されているEVの走行距離を単純に2倍すると、1回の充電で460キロメートル程度走れることになり、東京-大阪間の直線距離に迫る。

 電池の電極の厚さを従来の2倍にし、充放電できるリチウムイオン量を増加させ、高密度化を実現。電極内の物質分布を最適化したことで高出力化にもつなげた。また、負極材に電極に密着しやすいシリコン系材料を新たに採用し、電池を長寿命化させた。

 日立によると、EVに実際に使われる容量の電池で、従来の約2・6倍に相当するエネルギー密度を達成。これにより、走行可能距離を従来の2倍程度にできるという。

 2010年に発売された日産自動車のEV「リーフ」は、1回の充電で228キロメートルの走行が可能。これは東京-浜松間の距離に少し足りない位で、1回の充電で東京-大阪間を走破できるようになれば、EVの需要も高まり、普及に弾みがつきそうだ。

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