デジタルカメラメーカー各社が、ミラーレス一眼カメラの開発にしのぎを削っている。コンパクトデジカメの販売台数はスマートフォンに押され急速に減少。これに加え、海外市場で堅調だった一眼レフの売れ行きにも陰りが見え、ミラーレス一眼が市場の救世主的存在となっている。
ソニーは20日、光学式5軸手ぶれ補正機能を搭載し、三脚なしでもあらゆるシーンでピントの合った高画質撮影が可能なミラーレス一眼「α7II」を12月5日に発売すると発表した。
オートフォーカス機能も充実させ、従来機比で最大3割早くフォーカスできるようにしたほか、車など動くものを捕らえる力も従来機比1.5倍に高めた。有効画素数は約2430万画素。価格はオープンだが、本体の市場想定価格は税別19万円前後。