トヨタ自動車は8日、主力の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」を一部改良して発売した。内外装のカラーを追加したほか、スポーツ用多目的車(SUV)風の味付けを加えた新グレード「X-URBAN(エックスアーバン)」を設定。より個性的な一台を求める顧客にアピールして、消費税増税後の需要低迷で伸び悩む販売をテコ入れしたい考えだ。
カラーは外装が14色、内装が7色で、X-URBANの専用色も加えて計174通りのバリエーションを設定。「自分だけのアクアを選べる」とアピールしている。
新設定したX-URBANは専用サスペンションで最低地上高を2センチ引き上げたほか、専用の外装デザインを用いて活動的なイメージを表現した。
一部改良に伴い、価格はベースグレードで1万2810円引き上げている。
アクアはHV「プリウス」と並ぶトヨタの主力車種。昨年11月の一部改良で燃費性能をガソリン1リットル当たり37・0キロまで引き上げて燃費世界一を獲得した。11月の車名別国内新車販売台数でも2カ月連続の首位となったが、消費税増税後の需要低迷が長期化したことで1~11月の累計販売台数は前年同期比11・8%減に留まっている。