スマートフォン向け無料対話アプリ(応用ソフト)大手のLINE(ライン、東京都渋谷区)は16日、送金や決済機能を備えた「LINE Pay(ラインペイ)」の機能を最新版アプリに装備した。利用者が1億7千万人いるスケールメリットを生かし、個人間でお金をやりとりすることもできる新しい形の電子マネーをめざす。
いまのお金の使い方では、個人が他の人にお金を送ろうとすると、現金書留を除けば、振込みなど基本的には銀行を通じての金融サービスに依存する。ラインでは手軽にお金がやりとりできるよう、今回のサービスを用意した。広い使い方が考えられるが、例えば銀行を介さず友達に送金するとか、飲食店での支払い時に割り勘に使うなどが考えられるという。
アプリの公開は、当面、中国と韓国を除く全世界で開始した。
利用にはラインペイ専用のアカウントの登録とパスワード設定が必要。お金の登録は国内外でクレジットカードを通じて行うが、日本の利用者は銀行やコンビニエンスストアでのチャージも行える。銀行はみずほ銀行と三井住友銀行が使える。両銀行で出金する際は手数料216円が必要となる。
一方、コンビニはまずローソン、ファミリーマート、ミニストップ、サークルKサンクスとセイコーマートの5社が対応する。