全国銀行協会(全銀協)は18日、2018年中に現金振り込みの「24時間365日対応」を実現する新しい決済システムを導入する、と発表した。新システム稼働を受けて、18年以降に態勢が整った金融機関から順次採用していく。
ただし振り込み時間をどこまで延ばすかは各行の判断に委ねるとしており、対応は異なる見通し。例えば、深夜の振り込みニーズが低いとされる地方銀行などがどこまで採用するか、不透明な部分も残る。
同日の全銀協の会見で、平野信行会長(三菱東京UFJ銀行頭取)は、「利便性の高いサービスを提供できることになる。(他の決済事業者との)競争力の確保にもつとめたい」と狙いを説明した。
現在の銀行間の決済システム(全銀システム)では、ただちに振り込みできるのは平日午前9時から午後3時までが原則。午後3時までの振り込みは即時、相手の口座に入金されるが、それ以降や土日祝日に振り込むと、翌営業日回しとなっている。
平野会長は会見で、三菱東京UFJ銀の頭取の立場として「(振り込み時間の延長を)前向きに検討する」と表明した。