三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)など大手銀行5グループの平成26年4~12月期連結決算が3日、出そろった。最終利益の合計は前年同期比4・9%増の2兆4501億円とリーマン・ショック後の最高を更新。超低金利で「利ざや」が縮小する中、各グループは海外事業の強化や保険販売などの多角化で利益を確保した。
本業のもうけを示す実質業務純益の合計は8・5%増の2兆4047億円、全グループが増益を確保した。三菱UFJの4~12月期の最終利益は過去最高。子会社のアユタヤ銀行(タイ)も増益に寄与した。
国内企業の資金需要は伸びているが、日銀の国債購入による超低金利で、大手5行の預金と貸し出しの金利差(利ざや)は0%台後半~1%台前半まで落ち込んでいる。中小企業を含む資金ニーズの掘り起こしが求められている。