成田国際空港会社(NAA)は26日、2015年夏ダイヤ(3月29日~10月24日)の総発着回数が、前年夏ダイヤより104回多い週4322回になったと発表した。
1978年の開港以来、夏・冬両ダイヤを通じて最高という。格安航空会社(LCC)を中心に、国際線と国内線で新規就航や増便があったのが主な理由だ。同社が夏ダイヤのうち航空各社の標準的なデータを得やすい4月12~25日を基に独自にまとめた。
国際線の発着回数は、前年夏ダイヤより54回多い週3374回。旅客便に限ると、足元の訪日外国人客数の急激な増加などを背景に52回多い2908回となった。
国内線の発着回数は、前年夏ダイヤより50回多い週948回と、開港以来最高。LCCのピーチ・アビエーションが3月29日に札幌線や福岡線に新規就航することなどが寄与する。