日本郵便と楽天、通販ロッカー「はこぽす」 都内25局で9日から (1/2ページ)

2015.4.7 06:14

インターネット通販で協力することを発表した楽天の三木谷浩史会長兼社長(左)と日本郵便の高橋亨社長=6日午後、東京都千代田区

インターネット通販で協力することを発表した楽天の三木谷浩史会長兼社長(左)と日本郵便の高橋亨社長=6日午後、東京都千代田区【拡大】

 日本郵便は6日、インターネット通販大手の楽天と提携し、郵便局に設置したロッカーで購入商品を受け取れる「はこぽす」サービスを今月9日から始めると発表した。まず東京都内25局で10月末まで試行、利用動向を分析して都市部への拡大を検討する。世界最大手の米アマゾン・ドット・コムに対抗するため購入者の利便性を高めたい楽天と、郵便需要が年々減る中で「ゆうパック」などの宅配分野に成長を賭ける日本郵便の狙いが合致した。

 「さらなるEC(電子商取引)市場の拡大に向けた『受け取り革命』だ」

 楽天の三木谷浩史会長兼社長は同日の共同会見で、新サービスへの期待を強調した。消費者向けネット通販の市場規模は、2013年に11兆1600億円(経済産業省調べ)と百貨店売上高の2倍近くまで成長。国内売上高が約8400億円に上るアマゾンと、流通総額2兆円を超す楽天の2強がしのぎを削り合う。

 利用者を囲い込むためには、自宅で商品を受け取りにくい共働き世帯や、「通販業者に住所を知らせたくない」といった多様なニーズへの対応が不可欠。楽天は駅や大学などにも独自にロッカーの設置を進めているが、「郵便局で受け取れる『圧倒的な安心感』は魅力」(三木谷氏)とみて、日本郵便側が持ちかけた提携話に賛同した。

「はこぽす」への配送料は自宅宛てと同じで…

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