東京ディズニーシーの新エリアのイメージ【拡大】
オリエンタルランドは28日、東京ディズニーシーで2017年度以降に新設するエリアを、ディズニー映画「アナと雪の女王」をもとに北欧をテーマにすると発表した。投資額100億円クラスの大型の新アトラクションを設置するほか、レストランや物販の施設などの展開を検討する。東京ディズニーランドでは、幅広い世代に人気のエリア「ファンタジーランド」を2倍に拡張、新たに「美女と野獣」「ふしぎの国のアリス」をテーマにする。
同日発表された15年3月期連結決算は、売上高が前期比1.5%減の4662億円、本業のもうけを示す営業利益が3.4%減の1106億円と、7期ぶりに減収減益となった。前期が30周年であった反動でテーマパーク内での物販、飲食の収益が減少したほか、ホテルの客室稼働率が低下した。最終利益は、復興特別法人税廃止の影響で2.1%増の720億円となり、過去最高を更新した。