東京スター銀行が、東南アジア諸国連合(ASEAN)への進出を検討する取引先の中小企業向けに、レンタル形式で現地の工場を提供するサービスを始める。中国やタイで人件費が上昇する中、中小企業の進出意欲をくみ取り、融資拡大につなげる狙いがある。中小企業にとっても、用地取得や工場建設にかかる労力や時間、投資額を低減できるメリットがある。
経営コンサルティング会社のフォーバル(東京都渋谷区)がベトナムで展開しているレンタル工場内に、東京スター銀の取引先専用の区画を設ける。両社は1日に業務提携する。
工場には日本人スタッフが常駐し、契約手続きや法人登記を支援するほか、物流業者の紹介も行う。
提携により、レンタル工場のほか、海外進出に伴い発生するさまざまな業務をワンストップで支援する体制を整える。具体的には、市場調査や現地法人設立、ライセンス取得、取引先の開拓などの支援を行う。ベトナムのほか、ミャンマーやカンボジアへの進出も後押しする。