日本VTR、大容量データを高速転送 バイク便に対抗 (1/3ページ)

2015.6.26 06:12

 ギガクラスの映像データを高速で安定的に転送するサービスを、ビデオ編集や映像配信などを手がける日本ブイ・テイ・アール(日本VTR、東京都中央区)が始めた。

 大容量データを安心してインターネットで送信することができず、バイク便などを使っていた顧客に乗り換えを促す。売り上げは当初、年間1000万円を見込む。

 この「高速ファイル転送サービス」の提供に必要な送信サーバーやネット接続などのシステムインフラは、ネットワーク関連サービスのインターナップ・ジャパン(同千代田区)が開発した。インフラ利用料として日本VTRは月22万円を支払い、同社は1日3万円で同サービスを提供する。

 映像業界向け

 日本VTRは、テレビ番組のロケ現場で収録した映像データを急いで編集したり、海外とやり取りしたりするときの利用を想定しており、映像業界を中心に今月から顧客開拓に乗り出した。受信サーバーへの接続スピードは1秒間に最大100メガビット、使用可能な通信容量は500ギガバイト。

急ぎ利用する場合はドライバーが不在だったりと…

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