最新型のロボット掃除機「ルンバ980」を披露する米アイロボットのコリン・アングルCEO=29日、東京都港区【拡大】
米アイロボットは29日、ロボット掃除機の新製品「ルンバ980」を10月10日に日本国内で発売すると発表した。センサー技術を活用した独自のナビゲーションシステムでフロア全体の間取りを正確に把握し、自らの位置を判断。最新の強力なモーターも搭載し、吸引力を従来製品の最大10倍まで高めた。
ルンバ980は最長2時間連続で清掃し、自動でホームベースで充電。稼働面積は最大112畳(約185平方メートル)にまでおよび、住宅だけでなく小規模オフィスでも活用可能だ。
外出先からもスマートフォンで操作でき、1週間の清掃スケジュールもセットできるほか、フローリングや畳など床材に応じて清掃能力を自動調整するため、効率よく、メリハリのある掃除ができる。
価格は公式ストアで12万5000円(税別)。コリン・アングル最高経営責任者(CEO)兼共同創設者は29日、都内で会見し「消費者は機能の充実を求めており、どうしても価格は高くなるが、喜んで使ってもらえると思う」と自信を見せた。