女優の上戸彩さんや“お父さん犬”らが登場するソフトバンクの「白戸家」シリーズは、お茶の間でもすっかりおなじみだが、グループ会社のヤフーが9月から放映している新CMも同様にシリーズ化して定着するのだろうか。
ヒロインに起用されたのは、NHKの連続テレビ小説「マッサン」で主人公の妹役を演じるなど、女優としての評価を着々と高めている早見あかりさん。印象的な黒髪をさっそうとなびかせながら、同社のスマートフォン用アプリ「Yahoo!JAPAN」を元気良くアピールする。
CMは「朝」と「夜」の2編あり、早見さんは若手OLを演じている。
このうち、パジャマ姿の早見さんがベッドから「頑張って起きる」シーンで始まる朝編では、出勤前にスマホで天気予報を確認して「本日は晴天なり!」と新品のハイヒールを上機嫌で履いたまではいいが、路線情報によると電車が遅れているので「やばいっ! 急げー!」と駅まで猛ダッシュ。車内では最新ニュースをチェックして「もうすぐノーベル賞(の発表)?」と社会の動きをインプットしつつ、ハイテンションに「おはようっ!」と同僚の肩をたたきながら職場へと入っていく。
日常の“あるある”なシチュエーションをテンポ良く重ねることで、お役立ち機能をそろえた同アプリの利便性を伝えるのがCMの狙いだ。