自動車雑誌などで構成する日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は7日、最優秀の「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、マツダの新型スポーツ車「ロードスター」を選んだ。マツダ車の受賞は6回目で、昨年の小型車「デミオ」に続いて2年連続となる。
2人乗りオープンスポーツカーのロードスターは、初代が平成元年に発売され、新型は4代目にあたる。全面改良は10年ぶりで大幅な軽量化などが施された。
ホンダの軽スポーツカー「S660」とは41点差の接戦となった。実行委は「作り手の情熱を感じさせるライトウエートスポーツカーとして、でき映えの素晴らしさは誰もが認める。真のクルマ文化を根付かせたいと努力してきた企業姿勢も評価した」と説明した。輸入車部門は、独BMWの「2シリーズアクティブツアラー/グランツアラー」が選ばれた。