産業能率大学が8日発表した「社長が選ぶ今年の社長2015」で、トヨタ自動車の豊田章男社長が初めて1位となった。昨年まで2年連続で首位だったソフトバンクの孫正義社長は2位。3位は国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の初飛行に成功した三菱航空機の森本浩通社長が選ばれた。
豊田社長はリーマン・ショック後の厳しい経営環境の中、会社を立て直し2012年から3年連続で自動車販売台数世界一を達成した手腕が評価された。初めてトップ10に入った経営者は3人。森本社長のほか、三菱重工業の宮永俊一社長、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼最高経営責任者(CEO)が選ばれた。