
アドバンスト・メディアによる人工知能を活用した自動応答技術のデモンストレーション=14日、東京都千代田区【拡大】
動画配信会社U-NEXT(ユーネクスト)子会社で、コンタクトセンターの受託運営を行うU-NEXTマーケティング(東京都渋谷区)と音声認識ベンチャーのアドバンスト・メディア(同豊島区)は14日、人工知能(AI)技術を活用した自動応答サービス「AIコンシェルジュ」の提供を開始した。AIが人間のオペレーターに代わって、商品の申し込みや問い合わせなどに音声で対応。2021年に400社に導入し、売上高約40億円を目指す。
アドバンスト・メディアが開発した音声対話技術を活用。一般的にコンタクトセンターは多くが営業時間が日中に限られているのに対し、24時間365日稼働し、英語や中国語など多言語に対応できる。
スマートフォンの画面に登場する案内役の「バーチャルキャラクター」と音声でやりとりし、タクシーを予約したり、観光情報を得たりできるサービスの実現も目指す。