経営再建中のトクヤマは28日、太陽電池材料の多結晶シリコンを生産するマレーシアの子会社「トクヤママレーシア」を、韓国同業のOCIに9800万ドル(約98億円)で売却すると発表した。OCIを引受先とする第三者割当増資を実施した後、全株を譲渡する。2017年3月までに手続きを完了させる予定。トクヤマは、09年に事業拡大を目指しトクヤママレーシアを設立したが、品質トラブルや市況悪化が重なって軌道に乗らず、同社の経営も悪化。16年3月期までに関連で2000億円の減損損失を計上したほか、今年5月以降は企業再生ファンドの支援を受けて再建に取り組んでいる。