【高論卓説】17年自動車業界どうなる? 電動・IT・知能化戦略 力量試されるメーカー (1/3ページ)

2017.1.10 06:34

 電動化、クルマのIT化、クルマの知能化という3つの技術革新を受け、自動車産業は革命的スピードで変革している。その結果、電気自動車、自動運転社会、新たなモビリティ・サービスという産業の3つのメガ・トレンドが生まれてきている。2017年の自動車産業はその生き残り戦略を具現化させる慌ただしい1年となるだろう。

 同時にトランプ次期米大統領の政策を受けた「不確実性の時代」の始まりでもある。メガ・トレンドに対応する「国境なきアライアンス」(グローバリズム)と「内向きの米国政策」(ローカリズム)をうまく乗り切る力量が試される。

 米ラスベガスで8日まで開催された家電見本市「CES」は、テクノロジーの進歩を確認し、自動車と電機・IT産業の融合を目の当たりにする場となった。事実、日産自動車-NASA(米国航空宇宙局)、ホンダ-Vocal200m(イスラエルベンチャー)、独ボッシュ-NVIDIA(米半導体メーカー)、米インテル-ヒア(独地図会社)など、自動車メーカーと異業種・新興企業との提携を強めるニュースが慌ただしく発表されていた。ここには国境はない。オープンイノベーションを起こす異業種、異文化の連携が求められるグローバリズムの際立った現場がある。

 そんな「CES」の真っただ中に、グローバリズムのムードに水を差す発言が飛び出した。それはトランプ氏が自身のツイッターに掲載した「トヨタのメキシコ新工場は有りえない。高関税をかけてやる」という内容であった。祭典に浮かれていた気分を現実へ一気に目覚めさせる一言であった。

トランプ氏にとって、メキシコの存在感は無視できない

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