【ドローンタイムズ】大空から眺めるアメリカの絶景 (2/3ページ)

2017.2.8 05:00

ドローンで高度20メートルから空撮すると、まるで太古の象の群れが歩いているかのようなエレファントロックスの眺望=2016年10月21日、米国ミズーリ州ベルビューのエレファントロックス州立公園(納冨康撮影)
ドローンで高度20メートルから空撮すると、まるで太古の象の群れが歩いているかのようなエレファントロックスの眺望=2016年10月21日、米国ミズーリ州ベルビューのエレファントロックス州立公園(納冨康撮影)【拡大】

 事前にできるだけの準備をしたい。そこで世界のドローンのシェア70%を誇るDJI JAPANのご厚意で、「ファントム4」をお借りし、セッティング方法、基本的な操作を教えてもらった。

 この機体は飛行の安定性が非常に高い。「ビジョンポジショニングシステム(VPS)」を備え、フライト中に操縦者がコントローラーから手を離しても、機体は空中に安定する。素人が操縦しても機体が安定しようとしてくれるのだから、すぐれものだ。

 ただし、これはGPS(人工衛星を利用した全地球測位システム)などが使える場合だ。そうでない環境下では事情が違う。わずかな風でも機体が動くので、指先で細かく制御する必要がある。自動車でいきなりマニュアル運転を強いられるようなものだろう。風の中でのホバリングは初心者にはキツい。そのうえ、機体の向きが操縦者の向きと異なると、指の操作にはさらに苦労する。

 えーっと、ドローンが向こうを向いているから、前進はこうで後進はこうか。あれ、右は、左はこれでいいんだっけ。回転? 上昇? こりゃたまらん。腕と頭の柔らかさが試される。

 スムーズなカーブを描いたり、フルスピードでの飛行を楽しんだりすることは、初心者にはまだ先の話。時間が限られる中、機体をゆっくり安定させることに専念した。

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